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torch

  Cinder

クラチのPOVで、エイリアンのコロナイゼーションが始まり、戦っている最中にクラチが思っていること。戦場の凄まじさとPOVの内容の落差が泣ける。

「本当に疲れたとき、俺はお前としたいことのリストを頭の中で作っているんだ」とモルダーに喋りかけているクライチェック。さてその中身はというと、朝日が昇る海辺をいっしょに裸足で歩きたかったとか、エアコンのないポンコツ車で砂漠を走って、そのど真ん中でブロウジョブしてもらいたいとか(・・・)、そーゆーほんとにたわいもないことなんだなあ。でも、それがしたかった、という。

戦場の兵士にとっては実際こーゆーなんでもないことが「夢」だろうと。なんかそーゆー感想を抱いたのでした。

  Hard as hell

上手い。ため息が出るモル/クラ。

クラチのPOV。「モルダーを誘惑せよ」との指令を受けた(From肺ガン野郎)クライチェック。「俺はストレートだ!(狼狽&憤然)」と叫んでも、「お前の性的嗜好は国益の前には無意味である。仕事だ仕事」と一蹴。ああ哀しいクライチェック、下っ端平社員(笑)。「いいのか?俺はほんとにそーゆータイプの人間(ホモ)に見えるのか?こんな風に目をぱちぱちさせればモルダーはひっかかるのか?」と、(中身はストレートの兄ちゃんなので)困り果てているクラチが笑える。

さていっしょにすごすうちにモルダーに首尾よく(?)誘われて家に遊びに行き、野球を見ながらコカコーラを飲みピザを食うという羽目に。野球ファンだったためしなど人生に一度も無いクライチェック。一体俺はどう行動すればいーんだ?!普通の(ホモの)男ってこう言うときどう行動するんだ〜〜〜!!?とパニクっているクラチに、今度は堂々と手を出すモルダー。モルダーの内心は判らないんだけど、すっかりクラチを信用しているのは確かなのはその後の言動からもわかる。

結局寝てみたら惚れてました、ってゆーオチなんだけど、いやあ名作だった。めずらしく狼狽するクラチと、モルダーがすごいカッコ良くかかれてて珍しい(酷い)話です。名作。

  In the bleak midwinter

チョー暗いっす。救い?そんなもんありません。

エイリアンに侵略されて、クライチェックはすでに新政府の将軍になっている。スカリーやバイアーズは地下抵抗組織でがんばっているが、さてモルダーは・・・あいかわらずワシントンで意味もなく浮浪者をやっている(ダメ野郎)。街で体でもなんでも売れるものは売って生きてたモルダー、生存本能しかのこってないような感じになってます(ここら辺の書き方がホントに旨いんだよなー)

さて、在る晩ゴミ箱を漁っているモルダー(…)を、クライチェックが発見して隠れ家につれて帰るところから話は急速に佳境へ入ります。実は二人はもともと恋人同士だったんだけど、思想上というかエイリアンに協力するか否かで対立し、別れてしまっていたのだった。

モルダーを得餌付けするクライチェック。お風呂にも入れてくれて・・・でもクラチには子供がいるわけね、結婚しなきゃいけなかったから。

会話らしい会話はほとんどないのですが、いちいち意味が深いです。Are you happy?とかモルダー、聞いちゃだめよ!

で、「俺を連中に突き出すのか?」(デッド・オア・アライブで賞金かかってますから、モルダーは)と聞くと「いつまででもいていい」というクライチェック。要するに愛人として囲ってあげたいんだ、という。つまりさみしいクライチェックが昔の恋の相手と昔の夢を味わいたいのね。

ここまで読んで、「なんだよそれ!そんなのクラモルじゃないー!」と思ったあなた。大丈夫、これはTorchさんですから、もちろん愛人モルダーとクライチェックの秘密の花園物語になるはずがありません

最高のセックスしたあと、眠り込むクライチェックの端正な顔をうちながめ、自分はどんなにクラチを愛していたかを悟りながら、おもむろに枕で窒息死させるモルダー。あまつさえその死体のとなりで泣きながらオナニーするという、もう一歩間違えば(間違えなくても)変質者なんですけど、しかし痛い!暗い!そして納得させるところが凄い。

そんでクラチの軍服を着こんでスカリーたち抵抗運動のたまっている西部へむけて、モルダーはクラチの車に乗り込んでワシントンを去るのだった・・・という、まあ要するにクラチとの決着が付かなければワシントンを離れられなかったのねあなたは、ということなんですが。

珍しいXFのAUが見られます。地味だけど面白かった。

  something wicked

クライチェックとメトス(ハイランダー)のクロスオーバーとゆー、ハイランダー(つかメトス)を知らない私には何でこの二人が?という感じなのですが、しかし暗くありながらもなんだかほんわか幸せな話でした。

ジョーのバーでクライチェックに出会い、そのまま一晩過ごすんだけど、なんか気が合うなあ、という二人。お互いに心の奥底に隠しているものはあるけど、それを知りつつも深くは突っ込まない優しさみたいなものを持っている。大人の雰囲気漂うスラッシュです。イギリステイストというのか?一読の価値はあり。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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